インプラント
むし歯や歯周病などで歯を失うと、歯根までなくなってしまいます。 以前は取り外し式の入れ歯か、残った歯を土台にするブリッジしかありませんでした。 しかし、これらの方法では歯根は失われたままですし、ブリッジについては失った歯を作る為に両隣の歯を削ることにより、削った歯の寿命が短くなったりすることがあります。 また、取り外しの入れ歯は、硬いものを噛むと痛みがあったり、入れ歯が動いたりして、どうしても違和感が残ってしまいます。 新しく登場したインプラント(人工歯根)は骨の中にチタンを埋め込み、それを土台に人工の歯をつくるという治療方法です。 これによって歯冠だけでなく歯根も取り戻すことが可能になりました。
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インプラントの素材は非アレルギー性、非発がん性などの多くの条件をクリアーし、人間の体になじむ素材が使用されています。主にチタンやチタン合金が使われています。
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●ブレードタイプ
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旧式のタイプで、最近では使用されることは少なくなってきています。
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●スクリュータイプ
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歯根部の表面は比較的な滑らかでネジのような形をしています。
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●シリンダー表面処理タイプ
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スクリュータイプが適応しにくい場所でも安定した状態を維持できます。
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●第1次手術
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歯根部分だけを埋め込みます。
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1週間から10日で抜歯し、その状態で3ヶ月以上経過をみます。 (この間に術後の感染がないか定期的にチェックし、周囲の歯のケアを行います。)
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●第2次手術
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骨と結合したインプラントの本体に歯を支える土台をネジでとめる手術です。
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●歯を入れる
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抜歯後しばらくは仮の歯をいれ、歯茎の状態が元に戻れば最終的なセラミックの歯をつけます。
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処置後のケアが大切
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インプラントの素材は虫歯になりませんが、歯垢がついたままになると、自然の歯の場合と同じように歯周病になってしまいます。処置後のケアをきちんとすることが大切です。
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